下記に該当する方は、胃内視鏡検査を検討した方が良いので、医師に相談して下さい。
・胸やけ
・胃が痛い
・食欲がない
・食べ物を飲み込みにくい
・のどの違和感がある
・体重が減った
・ピロリ菌に感染していると言われたことがある
・身内に胃癌の方がいる
など
胃内視鏡検査は、「胃カメラ」と言われているものです。
当院での胃内視鏡検査は、①鼻から行う、②口からの行うかを選択することが可能です。
鼻からの内視鏡検査(経鼻内視鏡)は、口からの内視鏡検査と異なり、舌の根元に触れないので、えずくこと(嘔吐反射)を軽減でき、楽に検査を受けて頂けることが多いです。
以前は、経鼻内視鏡検査は画質の劣りが指摘されていましたが、内視鏡機器の進歩により高画質での検査が可能になっています。
口からの内視鏡検査(経口内視鏡)は、希望により少量の鎮静剤(静脈麻酔)を使用できるため、楽に受けて頂くことが可能です。なお、お体の状態やご年齢などによっては、鎮静剤使用のご希望に添えない場合があります。
下記に該当する方は、大腸内視鏡検査を検討した方が良いので、医師に相談して下さい。
・便に血が混じる
・便潜血反応が陽性
・お腹の調子が悪い(腹部膨満、腹痛など)
・便通が悪い(下痢、便秘など)
・身内に大腸癌の方がいる
・大腸ポリープの治療歴がある
など
大腸内視鏡検査は、「大腸カメラ」と言われているものです。
肛門から内視鏡を挿入し、大腸内を観察することで、異常の有無を把握することができます。当院では、少量の鎮静剤(静脈麻酔)や鎮痙剤(腸の動きをおさえる)を用いて、できるだけ楽に受けて頂けるようにしています。
小さいポリープがあった場合は、日帰りでポリープ切除を行うことも可能です(※対応困難な場合は基幹病院へ紹介させて頂きます。)
なお、お体の状態やご年齢などによっては、基幹病院への紹介や浣腸のみで行うS状結腸内視鏡を提案することがあります。
副院長 中内 脩介
日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医
内視鏡検査を受けることに抵抗があり、何らかの異常はあるけど検査を先延ばしにしてしまう方もいらっしゃると思います。
「検査した方がいいのか？」「検査はしんどくないのか？」など不安があると思いますので、お気軽に当院にご相談下さい。