◆血圧と脈拍数で 寿命が決まる?!
白衣高血圧は 高血圧?
最近では、医者も患者も当たり前のように血圧を測定しますが、実は100年前までは血圧という概念すらありませんでした。最初に血圧を発見し、測定した人はノーベル賞に値する偉大な人だと思います。昭和天皇のご病気の報道の頃から、『血圧』という言葉が町中で飛び交う様になり、数年前からは家庭用血圧計も爆発的に普及し、今や役所や風呂屋やスポーツクラブなど町中に血圧計が備えられ、『血圧』は非常に身近な存在となりました。家庭血圧を記録したメモを持参してクリニックを訪れる患者さんも増え、私自身も毎日、何十回と腕が痛くなるくらい血圧計をシュポシュポいわせています。家庭血圧は正常なのに診察室で測ると高い人も相当多く、「白衣高血圧」と呼ばれていますが、この言葉も市民権を得たように思います。「白衣高血圧」を治療すべきか、治療しないとどうなるのか?といった基本的な質問に明解に答えられるお医者さんは、ほとんどいません。なぜなら日本では、まとまった臨床データがほとんど無いからです。
血圧の変動で 寿命がわかる
しかし最近、東北大学の今井教授による、宮城県の大はざま村における10数年間に及ぶ地道な研究から、様々な 事実が分かって来ました。一端を紹介しますと、言うまでもなく血圧は絶えず変動していて、一拍一拍ずつで違うのですが、1日の中でも変動パターンがあり、睡眠中は昼間より血圧が下がるのが普通と考えられていました。しかし、そうでない人もいることが分かりました。睡眠中も下がらない人、むしろ上昇する人もいるのです。前者は危険で、後者は極めて危険(寿命が短い)であることが分かりました。
Dr.和の最新血圧情報10
1.どんな家庭血圧計がいい?
2.家庭血圧はいつ測る?
1日1回測定するとすれば、朝起床して朝食前、薬を飲む前に座位で測って下さい。もし2回測るなら、入眠前にも測定して下さい。大切なことは、1日1回でも充分ですから、同じ条件で(排尿前か後かなども)長期間測ることです。
3.白衣血圧は治療すべきか
血圧の薬と言っても何十種類もあります。医者と良く相談し、自分に合った薬を飲む事です。合わない薬を飲むと、命に関わる事もあります。




















