貼る認知症薬

2012年02月23日(木)

「貼る認知症薬」が世に出て半年を超えた。
アリセプトの一人舞台だったが3つ出た新薬のひとつ。
この張り薬に注目している。
昨夜は、認知症の勉強会だった。

貼り薬の名前は2つある。
同じものを2社併売している。
一般名は、リバスチグミン。

・リバスタッチパッチ
・イクセロンパッチ

アセチルコリンエステラーゼと
ブチルコリンエステラーゼの2つの
酵素を阻害し、アセチルコリンエステラーゼを上げる。

平常人では、アセチルコロンエステラーゼ・ルートがメイン。
しかし認知症患者では、ブチルコリンルートのほうが相対的に優位になる。
だからアリセプトより効果が期待される。

4.5、9、13.5、18mgと
4週間毎に上げていく。
18mgが、450円。
アリセプト5mgと同じ値段。

段階を踏むのは、吐き気という副作用確認のため。

貼り薬には、2つの理由がある。
1)吐き気のため、日本では飲み薬剤型を断念した
2)血中濃度維持には、貼付剤型が最も有効。

レミニールは、軽症~中等度。
メマリーは、中等度~高度、が適応。
        アリセプトとの併用も可。

アリセプトからの切り替えか、ファーストチョイスか?
・アりセプト5mgから切り替えは、4.5mgから
・もしくは、ファーストチョイスから
今後、ファーストチョイスになる可能性が高い。

貼る場所は、背中が理想的。
毎日、他人が貼り替える。
そのまま風呂にも入れる。

形は、丸型。
ニトロダームTTSは、長方形。

レビー小体型にもよく効くらしい。
うつ傾向のアルツ型認知症患者にも効くらしい。

とても期待が持てそうな薬。
使ってみたい。
しかし、過度な期待は禁物。



今日は、朝から診察。
そして宝塚で産業医。
午後から往診。
夜は、勉強会3つ。






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