良い高専賃、悪い高専賃

2010年09月05日(日)

昨日の「よろず相談室」は、高専賃に関する相談でした。
酷い高専賃も、たくさん見てきました。
しかし、良い高専賃もあります。もちろん赤字ですが・・・
私のクリニックの周囲は、高専賃だらけです。
尼崎には、介護施設が全く足りないのです。
特養も老健もGHも全然、足りません。

そこで隙間産業としての、高専賃がはびこります。
雨後のタケノコのように、続々と建っていきます。
半分騙されて、そこに収容される人も見てきました。

部屋で倒れて、ナースコールを押しました。
30分待っても誰も来ないので、家族が詰所に言いにいきました。
すると職員は、談笑していました。

「ここは家ですから、呼ばれても行く義務はありません」
「次のヘルパーが訪問するまで待っていてください」
実は、これが高専賃の本質をよくあらわしています。

ただのワンルームマンションの集合体です。
しかし、介護施設のような表向きをしているので、みんな騙されます。
高額な敷金を短期間で回すことで収益を上げているところも。

夜間は、無人の高専賃もあります。
逆に24時間、手厚く人員を配置している高専賃もあります。
親切な高専賃は、もちろん赤字だそうです。

そんな高専賃には、なぜか
遠くの在宅専門クリニックが入っています。
いや、「高専賃専門クリニック」です。

救急対応はしません。
本当はする義務があるのですが。
何か起これば「近くのいい病院を受診してください」とだけ。

こんな制度の狭間に落ちた人々の相談に乗っています。
まだまだ外は暑いです。
だんだん、面白くなってきました。
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