恋のチカラ

2010年08月14日(土)

この夏、みなさんは、燃えていますか?
何がって? 恋、で す よ!
介護現場での、恋のチカラに圧倒されました。
何も話さない無表情な認知症患者さんに、今日は趣向を変えて
「好きな人はいるの?」と、尋ねてみました。
すると、あるひとの名前を連呼し始めました。

そこからが止まりません。
「○○さんが好き。大好き。大好き」と。

悪乗りして、さらに聞いてみました。
「それは、恋なの?」

すると、満面の笑みを浮かべて
「恋してる、恋してる・・・」と、叫び続けました。

恋のお相手は、デイケア先の、若い職員のようでした。
この方に会いたくて、喜んでデイケアに行くそうです。

さらに悪乗りして
「○○さん(=配偶者)よりも好き?」と聞いてみました。

すると、
「好き、好き、好き」と、さらに大きな声で返ってきました。

子供の名前も、孫の名前も、配偶者の名前も言えないのに
恋のお相手の名前は、連呼できます。スゴイ。

恋のチカラは絶大。
色恋は、年齢、性別、そして認知症をも超えるものだと、
あらためて教えられました。

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この記事へのコメント

ほんとに不思議な「恋」の力! 特養やデイでの認知症利用者様はお互い同志(スタッフがよほどうまく話題を振ったり誘導しないと)あまりおしゃべりしません。自分も認知症なのに、相手のことを「あの人は言っても分からない」なんて言うので、可笑しくなります。
まぁ利用者同志では興味ある話題を振ってくれないということもあると思います。スタッフはプロですし。排泄介助や入浴介助もお気に入りのスタッフだと素直な方がいました。スムーズにいくと時間短縮になるので、シフトで出勤していれば、効率上担当してもらったりしました(公平に欠けたかも。自己主張しない方には特別に配慮しなかったから)

でも好きなスタッフって、決して美男・美女ではないんですね。はっきり言って、その方の求める優しさや理解を示してくれる人だったように思います。今日ブログを読んで当時を思い出し、私の求める理解って何だろうと、チラッと思いました。
長尾先生が聴いて下さって、その方きっと嬉しかったでしょうね。脳が活性化したのは間違いないです。幸せな時間をプレゼントして下さって、私まで嬉しくなりました。

Posted by 梨木 at 2010年08月14日 06:01 | 返信

梨木さま、長尾です。
認知症の方は、想像以上に敏感ですね。
また、脳の活性化は、そろそろ私も必要です。

Posted by 長尾 at 2010年08月15日 01:11 | 返信

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