新時代を迎えたARBという降圧剤

「メタボサルタン」の可能性

2010年08月07日(土)

4系統ある降圧剤の一つであるARBというお薬の勉強会に参加しましした。
現在6種類ありますが、今夜は、そのうち2つの薬剤について詳しく学びました。
発売後10年を超えたARBたちは、まさに新時代を迎えました。
 

 
6種類のARBを、商品名で書きます。

・ニューロタン
・デイオバン
・ブロプレス
・オルメテック
・ミカルデイス
・イルベタン

ニューロタンが、1990年代後半に先陣を切りました。

そして、21世紀になり、
デイオバン、ブロプレス、オルメテックという
第一世代が、登場しました。

これらは、豊富なエビデンスを武器に、市場を一気に拡大しました。

そして、現在は、
ミカルデイス、イルベタンという第二世代ARBの時代となりました。

第二世代とは、多機能ARBという意味。、
多機能とは、インスリン抵抗性を改善したり、
降圧作用以外の強い臓器保護作用を有するということです。

メタボ合併高血圧には、ミカルデイスのエビデンスが豊富。
心不全にも有効。

腎障害合併高血圧には、ニューロタンのみならずイルベタンも有効。
血清クレアチニン値が、2~3になれば、イルベタンの出番。
クレアチニンが5位まで使えるとのこと。

この2つは、合わせて、「メタボサルタン」とも呼ばれています。

2つの勉強会をハシゴしたのは、司会や講演をされた、
阪大の小室一成教授と、森下竜一教授のお二人と
聴衆では、おそらく私だけ。

「テルミサルタン」と「イルベサルタン」という、2つの「メタボサルタン」の勉強会。
「テルミ」と、「イルベ」を、言い間違えないか、[ハラハラドキドキ]しながら、聞いていました。

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この記事へのコメント

情報有難うございます。関心あるキーワード(商品名)が分かると、製薬会社のHPやリンクを伝って、或る程度一般人にも理解できる情報が得られるので、助かっています。

ただケアマネのバイアスがまだ残っていて、医療者でもないのに有益そうな情報をなんでもプリントアウトしてしまうので(収集→分類が習慣になってます)私が急死したら紙屑の山が残っているでしょう。といってドキュメントに入れておくだけでは読みにくい(紙資料が欲しい)というのが、パソコンがない時代に育った世代。若い方でプリンターは持ってないという方が何人か居てびっくりでした。

Posted by 梨木 at 2010年08月08日 06:27 | 返信

梨木さま、長尾です。
わかります。私も同じです。
大切なものは紙として残しておきたい。
しかし、その紙のある場所が分からなくなる・・・!?

Posted by 長尾 at 2010年08月08日 10:16 | 返信

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