疥癬で自宅に返された、独居の認知症患者さん

2010年06月08日(火)

ショートステイ中に、施設で疥癬が発生し、皮疹が確認された独居の
認知症患者さんの在宅主治医を頼まれました。徘徊があります。
介護者からは、「薬で寝たきりにしてほしい」と懇願されます。
ヨチヨチ歩きないし、ハイハイでトイレに行こうとします。
朝には、部屋中がトイレ状態です。もちろんスッポンポン。

家族はいますが、家族の中にも、別の認知症や
ギャンブル依存症、DVなどが、渦巻いています。
だから、家族は、「早く寝たきりにしてくれ」なのです。

ケママネさんにお願いしても、訪問看護は絶対に入りません。
新聞や冊子には、「認知症の在宅医療には、訪問看護も必要」
と書きますが、そんなもの、机上の空論。

すべては、訪問看護が介護保険給付になっているから。
この話をどこでしても、「尼崎だけの話」と、御用学者に
一笑されるだけ。

しかし、必死に毎日を支えようとする、ヘルパーやケアマネ、
そして、なんだかんだ言って、仏性に溢れた、ご家族を援助
すべく、私も頭を絞ります。

毎日、毎日、毎日。朝から深夜まで、認知症との闘いです。

深夜に帰宅して、原稿を書いていたら、なんだか痒くなりました。
あれっ・・・?

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この記事へのコメント

年に数回、どこかの施設で「疥癬騒ぎ」があり、対応に苦労します。
わたしがケアマネ1年生のとき 在宅で疥癬が発生して
「在宅疥癬撲滅マニュアル」如く、完璧な疥癬対策を身につけました。
わたしも子どもが小さいとき、夜中にふとカユくて目が覚めると
「も、もしや・・・?!」と浴槽に熱湯をためて着ているものからシーツまで
一晩中洗いまくりました。
老人病院で働いていた頃一度うつったこともあります。
まだ20歳そこそこの乙女のお尻が疥癬トンネルを掻きむしった水玉模様になりました・・・
ああ、カユくなってきました!!!

Posted by カミムラクミコ at 2010年06月08日 10:08 | 返信

すごいんんですね。
私も朝から認知症の方の相談を3ケース受けました。ひとり暮らしの方を支えるのは相当に大変です。
認知症連携担当者としてケアマネさんなどの相談に乗っているのですが・・・。
今日は休み明けとあって少し落ち込みがちでしたが先生のブログを拝見しいやいやと・・・反省。

きれい事で済まない日々を・・・ささえながら…家族の話をお聞きして少しどうしようもない日々の中で自分を取り戻して帰って行かれたご家族の娘さんの後姿を見送りました。
認知症疾患医療センターとサービス担当者会議を開こうと計画したり・・・ケアマネさんの孤軍奮戦を少しでも支えられたらと思っています。嫌われないようにゆっくりと少しづつ進めています。
 


Posted by 金子ちあき at 2010年08月16日 09:18 | 返信

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