震災15年、開院15週年。ハイチに飛んで行けないポンコツ医は、市民ターミナルケアボランテイア研修の人たちと回る在宅現場

2010年01月18日(月)

昨日は阪神大震災から15年目でした。震災は私の人生に大きな影響を与えました。直後に病院を辞め開業医として独立しました。これもはや15年経ちます。しかし震災はまだ終わっていません。震災で娘さんを亡くされた母親から届く手紙には悲痛な叫びが綴られています。そんな中、ハイチでの大地震では20万人以上の死者が出ています。想像するだけで目が回りそうです。「すぐに現地に行ける医師募集」というFAXが飛び込んできました。よく見ると以前当院に勤務していた医師宛ての「国境無き医師団」からの緊急連絡でした。50を過ぎた老体では迷惑をかけるだけかな?と考え込んでも仕方がないのに考えてしまいました。そんな中、今日は市民ターミナルケアボランテイア研修の人たち2人と在宅現場を数件、回りました。

当院にはいろんな人が来て一緒に往診を回ります。研修医、有名医師、医学生、看護学生、看護大学教員、政治家、官僚、テレビデレクター、写真家・・・。実に様々な職種の方が来られますが、今日は「市民ターミナルケアボランテイア研修」の人たち4人です。医療者より気を使いますが、別の気楽さもあります。

在宅医療は安いとか、家族介護は大変だとか、24時間対応は大変だとか、そんなことはどうでもいいのです。ご自宅はその人の人生そのものであり、等身大の生活者としての人間がいます。医療、看護、介護の原点はご自宅にあります。自宅を見ることは「医療・介護の人間復興」です。このニュアンスを伝えることが出来れば、と思います。

今日から通常国会が始まりました。メデイアは小沢一郎氏問題一色です。私は小沢氏が嫌いではありません。しかしもはやそんなレベルではありません。すべては小沢氏自身の心の中に答えがあると思います。こうなった以上、小沢氏にどこかで「武士道」を身を持って国民に見せてもらいたいと期待します。
 

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